今日は瑠璃光院へ向かいます。
お天気が残念なのが心配ですが、こればかりはどうしようもありません。
瑠璃光院は予めネットから予約するシステムになっていて、30分刻みでの時間指定です。
写真を撮るなら朝一番がいいんだろうけど、家族旅行の一部でそんなスケジュールは組めません(笑)
午前11時からの予約になっているので、9時過ぎにはホテルを出たいところです。
京都東急ホテルの和朝食…たん熊 北店
ホテルでの朝ご飯、昨日はブッフェだった(写真撮るの忘れてました)ので今日は和食へ。
たん熊北店(たんくまきたみせ)というお店です。
朝は一気にお客さんが入ってくるためか、スタッフのみなさんの緊張感が伝わりますが、決して悪いものではありません。おもてなしに抜かりがないように、という真剣さを感じます。
出町柳から八瀬へ
京都市出町駐車場へ車を置いて、叡山電車で「八瀬比叡山口」へ向かいます。
叡山電車、一度乗ってみたかったんだよなー(^^)
京都市出町駐車場(Times)↓
https://times-info.net/P26-kyoto/C102/park-detail-BUK0036044/?utm_source=detail&utm_medium=map&utm_campaign=mybusiness『京都人の密かな愉しみ』で三八子はんが美味しそうに食べてはったんがここの栗餅やそうどす。
わてもいっぺん食べてみとーおすわ(笑)
小さな電車にゴトゴト揺られて、京都の中心から外れてゆく普通の街並みを眺めながらの旅もなかなか良いものです。
駅を出てすぐのところにある「エクシブ京都八瀬離宮」に宿泊したことのある我が家の相棒ですが、駅を降りてようやくそのことを思い出したようです(笑) ※会員制のホテルなので、簡単には宿泊できません。
https://xiv.jp/kyouto/橋が点検のため通行止めということで、目的地とは真逆の方向に向かわなければならないハメに…
叡山ケーブルとロープウェイも乗って見たいところだけど、今日は残念ながらスルーです。
いずれドライブでもぜひ来てみたいですね。
思わずハイ・ファイ・セットの「燃える秋」が頭に浮かびます。
な、なんと!作詞が五木寛之で作曲が武満徹とか!!!
いい曲とは思っていたけど、そんなゴージャスな人たちの曲とは知らなかった!
雨の瑠璃光院
けっこう歩いた気分になって、ようやく瑠璃光院に到着です。雨もなかなか本気で降っています…
瑠璃光院(るりこういん)
ここ「八瀬」は「矢背」とも記されるように、壬申の乱(672)で背に矢傷を負った大海人皇子(おおあまのおうじ=天武天皇)が「八瀬のかま(竃)風呂」で傷を癒したことから、平安貴族や武家の時代を通じて「やすらぎ」の郷として長く愛されてきた。
京都市
この地には、当初、明治に建てられた別荘があり、三条実美(さねとみ)はこれを「喜鶴亭(きかくてい)」と名づけ、直筆の命名額が当院に残されている。「喜鶴亭」は茶室名として現在も受け継がれている。
その後、昭和初期にかけて、1万2千坪の敷地に東山を借景とした築庭と延べ240坪に及ぶ数寄屋造りに大改築された。建築にあたった棟梁は、京数寄屋造りの名人と称された中村外二(そとじ)、築庭は、佐野藤右衛門(とうえもん)一派の作と伝えられている。
その後現在まで、日本情緒あふれる名建築・名庭として著名人をはじめ多くの人々に親しまれ、近年では囲碁本因坊や将棋名人戦の舞台にもなったことが知られている。
山門を入ると、数十種類のもみじや苔、数百本の馬酔木(あせび)、比叡山の伏流水が、主庭「山露地の庭」「瑠璃の庭」「臥龍(がりょう)の庭」を四季折々の趣で彩っている。
昭和初期に作られた邸宅、ってことでいいのかな。お寺とかじゃないんですね。
行列はジグザグに移動するようになっていて、傘を差しての行列はホントに大変でした。
料金2,000円もとってこれだけ多くの人が来てるんだから、仮設の屋根くらいつけて欲しいよねー、と二人でブツブツ言いながら並びます。
しかも門の入り口で傘を差しながら現金での支払いとか、何のためのネット予約だよ!と文句のふたつも言いたくなります。
人が多くて並ぶのはある程度仕方ないとはいえ、入場するまでのプロセスはグダグダそのもので今すぐにでも改善していただきたい。
入り口では靴をビニール袋に入れて持ち歩かないといけないし、残念ながらほとほとうんざりの運営ぶりでした。「お前達下々の人間にも見せてやってる」感が強いですね。
美しかった瑠璃光院ですが、雨の日に行くのはお勧めできませんでした。ま、天気は選べないんだけど。
少しでも落ち着いて撮影したいなら、やっぱりアサイチ狙いが良さげですかね…
とりあえず、あまり良い思い出とは言えず、クタクタになっての帰途となりました。
京都宮川町 グリル富久屋でフクヤライスを愉しむ
電車でうとうとしながら出町柳に戻り、車に乗ってホッとひといき。
次は五条付近のグリル富久屋を目指します。
鴨川左岸を南へ下り、松原通りに左折してすぐのところにあります。
コインパーキングも少し走ったところに空いていてラッキー(三井のリパーク 宮川筋5丁目駐車場)
創業100年以上というから流石は京都。京都で「前の戦争」といえば「応仁の乱」だそうですから(笑)
アリス・ウィンドのスパニッシュ・オムライスを思い出して泣きそうになります。
これにエビと4つに切ったミニトマトが入っていたら、ほぼそれになりそう。
美味しかったよ〜♫
雨の瑠璃光院は二度とゴメンだけど、とても楽しい3日間はあっという間に終了。
なんだか毎日洋食屋さんに入ってたような気がするのは気のせい?(^^;;
オムライス大好き人間のワタクシにはとても幸せな3日間でした。