昨年の雪辱を果たすべく、2mちょい超えの三脚を用意して熱さ全開の3時前に到着。
ここをご覧の皆様も、今年こそはやってくれるんじゃないか、と期待に旨を膨らませているかもしれません(笑)
今年は3時前に到着するも、やっぱり良い場所は全くなく、フェンスに絡む雑草が完全スタイミーのポジションちょい横で頑張ってみることになりました。
北側のタキシーウェイでホールドショートする場所からの撮影も頭にはあって、そちらならまだ場所も空いてはいたんだけれど、やっぱり離陸直前のラインナップの姿を納めたい気持ちが強くて昨年と同じ様な場所にしたけれど、結論から言うと、今年はどっちにしても失敗だったかなー…
なんにせよ、うまく撮れなくて今けっこう凹んでいるワタクシであります…
1年に1回しか挑戦できへんからね。4年に1回しか挑戦できへんオリンピック選手の上手くいかへんかった時の気持ちやいかに。そんな人を誹謗中傷したりする人って何なんだろうって思ってしまう。自分はそんなに凄い人なんですか?と尋ねたい。他人への刃はいつか自分自身に跳ね返ってくると思いますよね。
ま、オリンピックと比較するほどのもんかとお叱りをいただきそうですが、とりあえず全然上手く撮れなくて情けないご報告となってしまいました。全世界に反省も込めて今年の写真をアップしておきます。花火撮影初心者の方は「もって他山の石」としていただければと思います(T_T)。
昨年の「とほほv1」はこちら↓(大会前日と当日でものすごいアクセスをいただきまして(当サイト比)ありがとうございました。何のお役にも立ててないとは思いますが ^^;;)
Contents
3時前現地とうちゃこ、夜までは長い…
駐車場はどこも空いてなくて、かろうじて昨年と同じ駐車場の同じ場所が唯一空いていてなんとか駐車することができました。車置けないと何も始められないのが怖いところです。
来年は原田緑地の一部が出来てどうなっていることやら…
右側が空いてるやん、とお思いでしょうが、フェンスの草が邪魔になって3m以上の三脚じゃないと無理なポジションです。なので、今は空いてます(笑)
向こう側のフェンス上に生い茂っている草が、ちょうどW2(ウイスキーツー)というラインナップ・ポジションに被ります。この位置でぎりぎりクリアなんだけど、ヒコーキの右横が草になってしまうという笑えないポジションです()
今回は日焼け止めもしっかり塗って、虫よけスプレーも持ってきました。
ボトル2本に整水を入れ、他にペットボトルの水とお茶を各1本。でもトイレが無いのであまり飲むわけにもいかないのが辛いところです。
前回は2輪のキャリーで苦労したので、今回は4輪の安いキャリーを購入しました。
荷物脱落の心配も減ってだいぶ楽になりました。ただ、舗装された道の上はスムーズで楽ちんなのですが、千里川土手の砂利交じりの道はノーサスなので結構ガタガタで苦労しました。この辺は価格相応でしょうか。
周囲を見ていると、太くて大きいゴムタイヤのキャリーで来ている人もいて、年期と経済力の違いを感じました(笑)
トリプルセブンがどんどん消えていくのが寂しいですね…
久しぶりにスタアラを見ました。そういえばヒコーキ写真も1年ぶり!?
むすび丸もいつのまにか新しくなってた…
ここでようやくカメラを取り出します。
左隣にいたお兄さん、今回初めてだということで、普通の三脚しかなく、この場所での撮影を諦めますとのことで場所を譲ってもらえました。ありがとう!きっと移動した場所ではB6スタアラ+花火の写真が撮れたことと思います。
左はGITZOのカーボンで揃えたカップル。右側もプロっぽい雰囲気の人たちで2.5mほどのカーボン三脚が当たり前のハイレベルな世界です。
左から3番目の私の三脚だけカーボンじゃないのは置いといて、エレベーターが高く上がっているのがわかるでしょうか。今回はこれが敗因だったか、と感じています。
終始強い北寄りの風が吹いていて、相当に重いので大丈夫だろうと思っていた私の三脚も、EVアップ状態での長秒露光は流石にブレを防げなかったようです。無念… EV上げた状態じゃないと前にいる人の頭が入っちゃうんだよな… この三脚でも足りんか!という感じです。とほほ…
今回私が使用した三脚↓
7時を過ぎて、いよいよ花火撮影の準備です。
リモートコマンダー装着。マニュアルモードにしてSSはBULB、F16の設定ですが、マニュアルフォーカスの無限遠になかなかピントが合わせられなくて苦労します。遠近両用メガネに乱視入りときては、無理もないか… この時ばかりはコンタクトにした方が良いのかと悩みます。遠近両用のコンタクトもあるらしいけど、カメラのピント合わせの時はどうなるんだろう…
左隣のお嬢さん、セッティング中にガシャガシャッ!と音がしたと思ったら三脚に取り付けていたカメラが転落してしまい、マウントからレンズがもぎ取れたように壊れてしまいました。一瞬の悪夢に言葉もありません。せっかく早くから場所とりされていたのに、お気の毒というかなんというか、かける言葉もなく、見て見ぬ振りをするしかない状況。自分も気をつけなくてはと思う他ありませんでした(涙)。
いよいよ花火開始です!
マニュアルフォーカスに悩んでいる間に、「あ、上がった」って感じで始まってしまいました。
せっかくなので実際の花火にオートフォーカスでピントを合わせてそのままの状態でマニュアルにスイッチ切替という方法でフォーカスすることにしました。
さあ、40分間の短い時間に果たしてヒコーキがラインナップでちゃんとウェイトしてくれるでしょうか!
ご覧いただければわかる通り、風の微震動でどれもちりめんのようになってしまっています。レンズフードを外していれば多少はマシだったのかな、とは思いますが、風にも負けないガチガチにするにはどうしたらいいんでしょうね。
前回は単発の写りばかりでしたが、今回はわりと複数の花火をいっしょに捉えることはできたかと思います。ただ、20秒シャッターを開けていても最初の方のは消えてしまっているように思えてならないので、シャッターを開ける時間とタイミングをどうするか、も今後の課題ですね。
あと、せっかくスタアラがわずかの時間止ってくれたのに、止る手前からシャッターを開けていたために機体が光の筋になってしまって判別できなくなってしまった点は泣きながらの反省点です。
とりあえず反面教師にしていただければ幸いです。
最後に、アイキャッチ画像にした比較明の2枚合成写真を。今回はせっかくヒコーキが止っていても花火がしょぼくて絵にならないシーンばかりでみなさん残念だったことと思います。せめて1時間、花火をやってくれたらいいのになあ。きっと予算がないんでしょうね…
それでも、インスタを見ていると降りてくるヒコーキと花火を同時に撮影しているツワモノもおられて、上には上がいるものだと感心しきり。
みなさんの素晴らしい作品を見るにつけ、来年、また気を取り直して挑戦できる自分だったらいいなあ、と思っています。