2年ぶり2回目の久安寺です。土日に来るのは無理目だったので金曜日にお休みをもらってやってきました。
早い時間だったせいか、あじさい浮かべは花数少なめ。それでも多くの人が詰めかけてる感じでなかなかの賑わいでした。
アプローチから具足池まで
「かやの木」の横の露地のような道を進みます。
受付〜薬師堂〜本堂
具足池の写真は難しいので早々に諦めて(笑)、中へと進みます。
銅像の下に書かれている名前がかろうじて読めました。
細川村村長の南佐兵衛さんだそうです。昭和11年ごろ?
壇上伽藍(だんじょうがらん)
これより少し高くなっている壇上に、本堂を正面に見る石灯籠を中心に、東に東宝浄土、薬師瑠璃光如来、西に西方浄土、阿弥陀無量寿如来、回廊を経て西国卅三観音堂、そして弘法大師を祀る御影堂と伽藍が揃っている。鐘堂に鐘を撞いて参拝を。
薬師堂
西国薬師第18番札所。堂本尊薬師如来は池田市最古の仏像で阿弥陀堂に祀る。御前立は平成4年作。仏教徒会館。葬儀、法要可能の堂。
青空で写真的には綺麗なんだけど、暑いです…
本堂
摂津観音第19番札所。本尊は後一条天皇の勅願による仏師定朝の作の千手観音であり秘仏(11世紀)となっている。この本尊には行基菩薩感得、聖武天皇勅願の仏像が胎内仏として納められている。
開運の鐘
どなたでも撞けます。1回100円です。ストレス解消に…なんて言うとバチが当たりそうです(^^;
鐘撞堂(かねつきどう)
元禄年間改築時の旧金堂の欅柱(けやきばしら)や、寛文年間改修時の楼門柱石と金剛柵の意匠。昭和年間本堂新築時、記念に建築。大きな梵鐘は、「黄色調(おうじきちょう)」の音色。作法に従って撞き、響く間、自分を拝む。その瞬間に運が開ける。尊く生きることを覚える。「開運の鐘」をついて、仏前に。
入り口で100円玉使っちゃったので、50円+10円×5でお願いしました(笑)
ギャーテイギャーテイ ハーラーギャーテイ ハラソウギャーテイ ボーディ ソワカ
般若心経かにゃ??(最初の数行覚えてます) これに合わせて4回目に撞くって、難しいやんけ!(笑)
とりあえず、いい音でした♫ 知らない人はきっとビックリ(ふふ)
秀吉が座ったという「腰掛石」をスルーしてしまった…
御影堂〜阿弥陀堂〜三十三所堂
ここからは前回行かなかった道へ進みます。
御影堂
摂津國第67番札所。宗祖弘法大師空海を祀る真言禅の道場
阿弥陀堂
国重文 阿弥陀如来座像(12C)
市重文 薬師如来(8C)釈迦涅槃図(18C)
久安寺縁起(17C)等を祀る宝物殿
バン字池〜地蔵堂
池の周りの植え込みに道のようなものが見えたので行ってみます。
バン字池
金剛界大日如来を表すバン字の梵字の形を表す池(意味不明)
虚空園
ボタン等の花々、ジュラシックツリー、三鈷の松などを祀る、回遊式庭園
ジュラシックツリー(南洋杉科)
正式名称:ウォレマイ・パイン
世界最古の種子植物とされる希少な植物で、特徴的な葉の形が魅力です。
現存する最古の種子植物で、約2億万年前の恐竜がいた時代から生息していた植物でとても希少種であるとされます。
150万年前にすでに絶滅し、化石でしか残っていないと思われていましたが、近年オーストラリアのウォレマイ国立公園の峡谷の谷底で発見されました。
野性の成木は、とても狭い範囲に100本程しかなく、とても貴重な植物とされています。
第64代住職真相、長男誕生につき、久安寺奉賛会より奉納植樹されました。(平成22年4月吉日)
地蔵堂
久安寺別院であった菩提寺の本尊の地蔵菩薩を祀る。霊園事務所。
ア字山〜三光社〜本堂〜受付
地蔵堂の隣にある丘、ア字山と名付けられています。前回はスルーだったので今日は登ってみます。
ア字山
山頂に伽藍神、山光大善神を祀る三光社がある
三光社
ア字山の頂上の社に
三光神(日天、月天、妙見尊星王)
鎮守神(白山妙理権現)
豊太閤(豊臣秀吉公)
を祀る。
宇宙法界は永遠の生命の中に「愛と智恵」の心は○らきがある。
大自然の神はこれを守護○○
(一部読めませんでした)
ぐぐったら詩集がありました。
トムソンでは難しそうな気がするので、カッティングマシーンなのかな。
作るのに時間かかりそうですね。
具足池ふたたび
具足池に戻りますが、さほど変わりはなさそうな?
ちょっとだけ写して、帰途につきます。
久安寺の緑に囲まれた気持ちの良い空間、すこしは共有できましたでしょうか(^^)
この後はお昼ご飯を食べてから池田城跡公園へ向かいます。