生まれて初めてお馬さんに乗ってきたよ〈三木ホーストレック〉〔兵庫県/三木市/おすすめお出かけスポット〕

生まれて初めてお馬さんに乗ってきたよ〈三木ホーストレック〉〔兵庫県/三木市/おすすめお出かけスポット〕

2023年7月28日

齢(よわい)60台にして初の乗馬を体験してきました。(注:妻はもうちょっと若いですw)

場所は兵庫県三木市にある三木ホースランドパークの中にある「三木ホーストレック」です。

以前、仕事の関係でたまに三木市へ行くことがあったのですが、地図を見ていてなんとなく気になっていた場所です。

乗馬未体験でもいろいろ体験できるコースがあるようですが、初めてでも乗馬して森の中を散歩するコースがあるということで、これは魅力的!

今回は意を決しておよそ1ヶ月前に予約しての参加となりました。

結論〉乗馬体験、行って良かった! また行きたい!

兵庫県神戸市からほど近く、三木市にある乗馬クラブ「MIKIホーストレック」のサイトです。当乗馬クラブは入会金不要!乗馬教室・乗馬体験のほか、兵庫県三木市の豊かな…
www.miki-ht.jp
三木ホースランドパーク = MIKI HORSE LAND PARK = 馬術競技・乗馬教室・ホーストレッキング・野外体験活動・宿泊・研修・キャンプ・アウトドア
www.miki-hlp.or.jp

いきなり遅刻…

9:40スタートの設定で、20分前の9:20には受付に来てくださいね、ということだったのですが、わが家から車で40分、8:30に出れば余裕のところ1時間前の8:20には出発。余裕で到着のハズが中国道の工事&故障車渋滞で70分くらいかかってしまいました。

9時頃に車の中から電話で遅れそうな旨を連絡しておきましたが、結局10分遅刻してしまいました。(ーー;;

お馬さんとの相性が合わなかったり、乗り手があまりに怖がって上手く行かなかったりの場合を考慮して、時間とコースには余裕を持たせているようで、多少の遅れは森の中の散歩の時間が削られることになるようです。よかった…

「P5駐車場」

敷地内は駐車場がいっぱいですが、入り口を入って道なりに進んでいくと「P5」と「P6」の表示が目に入りますので、表示に従って進めば大丈夫です。

場内は「お馬さん優先」ですので気をつけてくださいね(笑)

わが家は「P5」駐車場内の一番遠くの木の陰に駐車しました。

「遅れてんねんから早く止め〜!!」という相棒の叫びも「馬耳東風」です。ホースランドだけに(笑)

ちなみに日陰は太陽の動きも予測しておいた方がいいです(笑)

三木ホースランドパークの建物内へ

駐車場からは「右へ」という簡単な指示だけで、マップがないのでイマイチ場所がよくわかりませんが、とりあえずエントランスぽい建物へ向かいます。

どこに行ったら良いのかイマイチよくわかりませんが、中央っぽい方へ進みます。
「車寄せ」になってますね。
何故か姫路城の模型が…
円形の馬場
厩舎のようです
ケルヒャーでお掃除してる奥様方に教えてもらって「ホーストレッキング」の建物に向かいます

受付から乗馬まで

カタチがそれっぽくてイイですね

建物中央の入り口を入ってすぐ右手が受付事務所になっています。(写真撮り忘れ…)

名前を告げて、料金を支払います(現金のみですのでご注意ください)。

1グループで写真用のスマホを1台のみお預けして、各自持参の軍手かグローブを持ち、それ以外の荷物は受付内のロッカーに預けます。自分で写真を撮るのはダメなようです(残念)。

私は手のひらがゴムラバーになっている作業用手袋を持参したのですが、しっかり手綱を握ることができて、これはなかなか良かったです。

受付前に置いてあった木馬
プロテクターとヘルメットを身に着けます

担当のスタッフさんは明るくて気さくな感じの女性で、なんでも話せる雰囲気です。

荷物を全て預けて身軽になると、プロテクターとヘルメットを身に着けます。

ヘルメットはいくつかサイズを選べるようです。内側にキッチンペーパーみたいな紙をひいて被ります。

(終わったら汗でびしょびしょになってました)

プロテクターも左側の肩と腰の2カ所をマジックテープで止めるだけの簡単操作です。

準備が整ったらお馬さんのところへ向かいます。

駐車場の隣にあるエリアへと歩きます。
振り向いて撮りました
お馬さんのスペースです
遮光ネットを張られた待機場で、本日ご担当のお馬さんたちが待ってくれていました。

今日の相棒のお馬さんたち。

左が私の相棒で「もんた」くん、右が相棒の相棒で「知床丸」くんです。

「もんた」くんは力持ちで80kgの人まで乗せれるそうですが、知床丸くんはちょっときゃしゃで、軽い人向けだそうです。

虫除けのネットを被せているところです。
真っ黒にカバーされていますが、網戸のようにちゃんと外は見えるそうです。

まずは馬を引いて移動します

虫除けネットの装着が終わったら、50mほど離れた場所にある練習用のスペースまで向かいます。

ここからはケータイをお渡ししてしまうので、写真がありませんがご容赦くださいね。

待機場から練習用スペースまで、自分で馬を引いていきます。

手綱は,馬の口元から15cmくらいのところを右手でもち、余った部分の端の方をあまり余らせないように左手で持ちます。

左に曲がりたい時は左に引く、右に曲がりたい時は右側へ、馬の首を押してやってもいい、という説明を受け、恐る恐る引いてゆきます。

が、案外素直にいっしょに行ってくれます。ま、お馬さんからすれば慣れたものなんでしょうね(笑)

すぐに道端の草を食べようとするので、道の端っこには寄らないように誘導する、ということです。ほう。

乗り方を教わります

練習用のスペースに着いたら、乗り方のレクチャーです。

と言ってもずぶの初心者なので、進む、曲がる、止まる、の3つだけです(笑)

あと、乗り方というか跨り方。

スタッフさんが優しく丁寧に分かりやすく指導してくれます。

●進め方。お腹を足でぐっと押える、それで動かなかったらポン、と蹴る。

●曲がり方。曲がりたい方の腕を広げる。Uターンするほどじゃなかったら、曲がりたい方の手綱をちょっと引っ張ってあげるだけでちゃんと反応してくれます。引っ張りっぱなしにせずすぐに戻してあげます。

●止まり方。手綱をぐっと手前に引きます。止まったらすぐに手綱を戻してあげます(苦しいので)

乗る時は、2段のステップを用意してくれますので、まずそのスッテップの上に乗ります。

鞍の中央にある突起をしっかり握って、まず左脚をあぶみにかけます。

次に、グッと手と足と腹筋に力を入れて鞍に腹ばいになるように身体を持ち上げて、右脚を馬の向こう側に回します。

鞍に跨げたら、右脚をあぶみにかけます。(うわー、高っ!と思います(笑)3段脚立に立つくらい?)

相棒の知床丸にはアブやらハチやらがしきりに止まろうとして、しょっちゅう振り払おうとブルンブルンしたり尻尾を振ったりでかわいそうです。

「ハチに刺されたりしないんですか?」と聞くと「刺されるんですよ〜。」とのお返事。

血を出したまんまトレッキングすることもあるそうです。ほんと可哀想です。

そういえばオレたちも虫除けスプレー忘れてたよ…ヤバくね??(ーー;;

いよいよ乗馬です!

復習する間もなく、じゃあ森のトレッキングに行きましょうか、とサクッと始まります(笑)

アスファルトの上をカコッ、カコッ、カコッ、カコッ、と蹄の音をさせながら進みます。

軽〜く上下に揺すられながら、うわー、オレほんまに馬に乗ってるよぅ、と感動です。

2車線道路の真ん中を歩きましょう、と指示されながらゆっくりと歩いていきます。

マンホールの蓋は滑りやすいので出来れば避けて、とのこと。この微進路変更もすぐになれてきます。

スタッフさんは暑い中、歩きで同行です。これを1日に何回もするんだからすごいなー。

お馬さんも犬とは違って汗腺があるので汗びっしょりになるそうです。やはり冬の方が元気ということでした。

少し慣れてきたところで撮影してくれます
メタセコイアの並木が綺麗です。四季折々美しい姿を見せてくれるとの解説でした。いいなあ
森の中に入ると木陰で急に涼しくなります。ただし、蚊はしょっちゅう寄ってきます。

前を行く知床丸、急に止まったと思ったら大量のウンチタイムです(笑)

うおー、目の前でかよっ! こちらも急ブレーキです!うかつに近寄れません(笑)

しっかし、ウンチめっちゃ緑色やなー、ほんまに草ばっかり食べてるねんなー、と妙に感心。

当方のもんた君も、急に止まるからなんで?とお腹を蹴っても動かない。と思ったら「ジョコジョコジョコー」とホースで水を撒く勢いでオシッコ。あー、そうやったんかー、蹴ってすまんね、と首を撫でてやります。

なんとなくお釣りをもらうのは嫌なので、その間気持ち足は広げぎみになります(笑)

この後もこういう展開が何度かありましたので、体験される方はそのつもりで(笑)

自然のまんまで清々しい姿なので、別に嫌な気持ちにはなりませんでした。

まあ犬の散歩とは何もかもスケールが違いますが(笑)

森の折り返し地点で並んで記念撮影

森から抜けて両脇が少し草むらになったところで知床丸、すかさず道草を食べ始めました(笑)

なすがままの相棒は「草を食べさせないよう引いてくださーい」と注意を受けてます(笑)

油断も隙もないですね…

森を抜けて舗装路に戻ってきました。

半分緊張だけど、未体験にウキウキ、あっという間の1時間でした。愉しかったな〜♪

乗っている時に目に入る髦(たてがみ)が綺麗なんだよね。

お馬さんたち、ルートを覚えていて、隙を見ては短縮ルートで帰ろうとするらしいです(^^;;

また、午前の2回目が終わったらお昼ご飯なので、2回目の後半は急ぎ足になるそうです(笑)

なかなかおちゃめですよね(笑)


馬から下りる時は、グッと前かがみになってから右脚を外〜後ろに回して左側に近づけると共に、上半身は同時に右に回転移動し、鞍の上に覆いかぶさるようにして一旦ストップ。

馬に上半身を預けたまま左脚をあぶみから外したら、ポンと下へ飛び降ります。

降りる時は踏み台無しです。

相棒は普段、跨るような足の動きをしたことがないため、降りる動作に少し苦労していました。

お馬さんたち、スタッフさんもお疲れさまでした

もんた君、お疲れさま。いつになるかわからないけど、ここでの役目が終わったら馬主さんの元へ帰ることが決っているそうです。よかったね。
知床丸は水をもらっています。暑い中お疲れさまでした。北海道生まれなので暑さには慣れないかもね。
ホントいい体験だったよー、ありがとう! お馬さんたち、ほんとカワイイです♥
2頭のプロフィールです。

ホーストレッキング終了後は厩舎を見学します。

体験者は特別に厩舎の中を見学できるということで、パスを首から下げて廻ります。

朝ご飯中のもいるので少し散らかっています
顔出しちゃって人懐っこいの? 白い鼻筋がいいね。栗毛の「明藍」ちゃんです。
明藍と書いてメイランと読むんだね。ロシア産サラブレッドだそうです。
外でもみなさん手入れをされていました。愉しそうにお馬さんとじゃれている方もいらして羨ましかった

厩舎の見学はあっという間に終りです。

円形の馬場では白いポニーちゃんが草を食べてました
朝は急いで通り過ぎた姫路城、東京オリンピックでの様子、テレビで観てたよ!
そう思うと親近感がわくから不思議です(笑)

流石に40度近い気温で汗びっしょりにはなりましたが、森の中は意外に涼しくて気持ち良かったホーストレッキングでした。

本当の初めてでも、スタッフさんが上手に誘導してくれるので、あまり不安を感じることなく体験できて良かったです。

大きな動物とのふれあいは、これまでに無かった体験で、何とも言えない充実感を得ることができました。

お馬さんは本当にカワイイです。三木ホーストレッキング、ぜひまた来てみたいです。

日ごろ使わない筋肉を使ったので、明日からが怖いです(笑)

洋食の太陽さんでお昼ご飯です〔兵庫県/三木市/おすすめお食事スポット〕

汗びっしょりになった身体を車のエアコンで冷やしつつ、三木市緑が丘にある「洋食の太陽」さんへ向かいます。

広野ゴルフ場の東側、神戸電鉄粟生線「緑が丘」駅からすぐのところです。

このお店は相棒が探し出してくれました。昔からこういう嗅覚には非常に優れています(笑)

お店の裏側にこのビルの利用者専用の駐車場がありますが、表通りに向けての一方通行なのでルートに注意です。

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2階建てのテナントビル、右下です
親しみやすい雰囲気ですね
外に置いてあるメニュー
ネームプレート
卵不足でどこも大変です
店内のメニュー1
店内のメニュー1
相棒は噂のとろとろオムライスサラダつき
ワタクシは御飯減るの嫌だったので普通にオムライス…

オムライス、目の前に運ばれてきて「えっ!?」

中之島カフェ「カレン」超えのボリュームです(笑) サラダ付きにしとけば良かったかも!?

いやー、でもこのソースが絶妙においしくて、ケチャップ派のワタクシも白旗の美味しさでした。

苦しかったけど、全部食べちゃいましたよ(^^)

定食のごはんをオムライスに変更できたりと、いろんな組み合わせでのオーダーに対応されていますので、一度にいろいろ楽しめそうです。

道の駅三木へ

お昼ご飯の後は、また先ほどの三木ホースランドパークの近くにある「道の駅 三木」へ向かいます。

道の駅みき|兵庫県三木市福井2426番地先 国道175号線沿い、山陽自動車道三木小野ICから車で南に約5分。三木金物、ご当地グルメ、新鮮野菜、お土産、イベント情…
mikiyama.co.jp
建物外観
道の駅の売り場の隣のスペースにはJAみのりさんのコーナーもありました
三木金物のコーナーも。三木市の刃物は有名ですよね
説明パネル

三木金物 MIKI KANAMON!
混迷の時代に『金物鷲』は雄飛する!
〜歴史と誕生秘話、そして未来へ〜

今から約90年前のこと、未曾有の大水害が三木町(現 三木市)を襲いました。翌年の昭和8(1933)年、災害で荒廃した町の復興を目指し町民の沈んだ機運を盛り上げる為にある催しが行われ、その中に様々な品物を寄せ集めてつくられた鷲の展示物があったと伝えられています。
時は流れ、日本が第二次世界大戦後の混乱から復興しつつあった頃、包丁鍛冶の鈴木信次氏(三寿ゞ刃物製作所)が若き日に見たあの鷲の展示物から着想を得て、様々な三木金物を集めた巨大な鷲の製作を思いつきます。その鷲には三木金物が世界へと大きく羽ばたけるよう願いが込められ、その想いに80を超える金物メーカーが賛同し、ついに昭和27(1952)年、第一回三木金物見本市(現在の金物まつり)において初代金物鷲が誕生したのです。
見本市会場の正面壇上に雄飛する金物鷲の迫力と美しさは全国から商談に訪れた金物業者を唸らせたそうです。そして、日本が戦後の復興を見事成し遂げ、高度経済成長期に入ると三木金物と共に金物鷲も世界へと羽ばたいていきます。
沖縄が日本に復帰した昭和47(1972)年にはニューヨーク。さらにバブル崩壊や阪神・淡路大震災を乗り越えた平成18(2006)年にはドイツで多くの人々の目に、その雄姿を焼き付けることとなります。
しかし三木の金物業界にも職人の高齢化、後継者不足の問題が影を落とし始めます。従来の金物鷲は安全面から3〜4日間と展示が限られ、毎回組立時には多くの熟練メンバーが必要となるため、事業所数が年々減少している近年では展示披露できる回数も減少せざるを得ない状況にありました。
そこで2020年「誰もがいつでも見られる金物鷲」を目標にプロジェクトチームが結成され、これまでとは全く異なる工法で常設展示を目指す挑戦が始まります。折りしも世界ではパンデミック・紛争・大地震が起こり、私たちの平和な生活が一変しようとしています。
金物鷲はいつも困難な時代を雄飛し人々に勇気と希望を与え、いつしか“三木金物のシンボル”となりました。今回の金物鷲製作にあたり、何気ない日常や非常時に役立つ道具を作る私たちだからこそ一つ一つの道具に「平和の尊さ」「命の大切さ」への思いを込めて組み上げました。金物鷲を見た人が夢や希望を掴み取り、世界中に平和が訪れるよう願っております。

常設金物鷲プロジェクト 関係者一同

翼を広げる金物鷲
「建 農 食」
「食」
「農」
「農」
「建」
「建」
超攻撃的なお姿、近寄りたくありません(笑)
2階は金物コーナーです。DIY人間には大変危険なエリアです(笑)
道の駅でゲットしたもの

小野ひまわりの丘公園へ

ここも一度来てみたかった公園なのですが…

7月25日(火曜日)から7月30日(日曜日)までは切り花プレゼントを実施します。ひまわりをご自由にお持ち帰りいただけますので、ハサミ、新聞紙等を各自持参の上お越…
www.city.ono.hyogo.jp
「ひまわりの丘」交差点から
公園駐車場
さて、目的のひまわり畑ですが…
完全に終わってる感…
ゾンビ化したひまわりたち…怖いです…
また来年チャレンジです(笑)

この日、もう少し北側の西脇市で40℃を記録したそうです。そりゃ暑いわな…

1週間遅過ぎたようで残念でしたけど、また来年来ようと思います。(佐用町か万博記念公園になる可能性も)