結局1年ほったらかしての第3期工事です。真夏にはこんな作業出来ませんしね(^^;
3月4月がいちばん庭のDIY作業をやりやすい季節かと思います@大阪。
前回とは少し違うモルタル(&バサモル)のやり方となりましたので、これからの人はこちらの方が参考になるかと思います。前回の反省も含めて(^^;;
Contents
去年作ったミニコーナーを少しだけご紹介
去年シャクヤクの移植スペース用に作ったミニコーナーです。
シャクヤクの移植は新しく根が動き出す9月頃が良いとされているのですが、シャクヤクをどかさないと乱張りコーナーを作れないので5月に移植作業。どうなることかと不安でしたが、機嫌よく育ってくれました。
結局乱張りコーナーは去年作れなかったわけですけど、まあ良かった?(^^;;
例年2つ3つしか咲かなかったのに、今年はいっぱい咲きました!
植え替えのリフレッシュと寒肥のパワーが効いたようです。
このシャクヤク、品種名はわからなくなっちゃったけど、美しいだけじゃなくとても良い香りです。
整地作業とミニ乱張りコーナーの基礎造りです
放置していた土の部分はこぼれ種で育ったオルレアがわんさかです。一部救出したもののほとんどはサヨウナラです。ごめんね。
上でご覧頂いたシャクヤクのコーナー、3月中旬には赤い新芽がいっぱい出ています。
まずは古い防草シートと雑草を取り除き、ミニ乱張りコーナーの部分を掘り下げます。
土はまたニコ・ガーデンさんに処分をお願いすることになります。
持って行く頃には在庫処分の化粧砂利も含めて8袋になっていました。
既存の施設部分にモルタルがくっつかないように、レンガ風ブロックを貼り合せたコーナーを置いてガードの代わりとします。これはホントに置くだけ、の設置です。
白いボンドがへちゃい出来ですが、最後に白のモルタルで補正する予定です。
非常扉の基礎部分はレンガでガードします。手前部分は板で囲います。
久々に登場のタンパー、なんと3〜4回撞いたとこでポロッと折れてしまいました(驚)。
昨年、使用後にしばらく屋外に放置していたのが良くなかったようです。柄も少し曲がってましたし。
仕方なく先っぽだけでトントンするハメに。しんどいよ〜(^^;;
みなさん、タンパーは濡らさないように保管しましょう(笑)
モルタルの量を計算します
さて、今回は一気にやる元気も時間もないので、とりあえずモルタルでベース部分だけ作っておきます。
まずは500ccの計量カップで実際に使う砂とセメント(と水)の重さを計っておきます。
モルタルを作る量ですが、砂:セメント:水=6:2:1、これ重さ基準なんだよね。
500cc1杯で〔砂786g、セメント584g、水500g〕です。
今回欲しい体積は、32×125×2cm=8,000cm3
(必要な体積=砂の量)なので、8,000cm3の砂が必要になります。
砂の量 8,000÷500cc=16杯、786g(500ccの重さ)×16杯=12.6kg
砂:セメント:水=6:2:1 ⇨ 12.6kg:4.2kg:2.1kg ⇨ 16杯:7.2杯:4.2杯
となるハズですね。計算めんどくさ〜(ーー;;
ところが今回は1年前に開封して放置していた砂だったのでかなり乾燥していました。
なので実際には水多めにする必要がありました。
乱形石のカタチを決めていきます
さて、1週間放置して基礎部分が固まったところで、乱形石の形を少しずつ決めていきます。
石の在庫も少ないし、これがなかなか難しいんだな(^^;
前回はほとんど触れていなかったので、今回は試行錯誤に少し写真でおつきあいいただきましょう。
分厚い石は半分ちょっと切れ目を入れてからハンマーで叩くとだいたいパカンと割れてくれます。
そして断面をディスクグラインダーでさらに修正してやります。
乱張りは出来上がるまで本人にもどんな形になるかわかりません(笑)
ピンコロ石でアプローチ風小路を作ります
ベランダから庭へのステップと乱張りのメインステージまでを、ハーフサイズのピンコロ石でアプローチ風に小路に仕立てます。
ピンコロ石は乱張りで使ったのと同じ種類の石、石英岩のアルビノピンクを購入しました。乱張りはアルビノミックスでしたが、こちらはピンクで統一です。とはいえ、石によって結構色が違います。
サイズは10cm×10cm、厚さは25~40mmとマチマチです。
1年のうちにあちこちでピンコロ石が使われているのを目にして、ラウンドさせるやり方を学びました(笑)
一番手前の大きい石は、以前からステップとして使っていた石を利用します。コーナンで購入したものですが、いつも行くコーナンでは既に扱っていなくて、庭用の資材がどんどん少なくなっているような気がします。気に入ったものを見つけたら早めに買わないと、なかなか買えない時代かも。
昨年、ロイヤルホームセンターのプロの売り場で店員のおっちゃんに曲げベニヤを相談したら、DIY程度やったらこれがええんちゃう? とすすめてくれたのがこのニチハ養生板HSY180です。曲げベニヤより遙かに安い!!
手軽に丸められるし、ツルツルの面をモルタル側にすれば取れやすいしでなかなか良かったです。お店で縦長1/3だったかな? カットしてもらいました。
ただし下の写真を見てもらえばわかるように、柔いのでモルタルの重さで多少たわんでしまっている部分ができました。
ピシッと作りたいなら杭の本数を増やすか、補強が必要のようです。
目で見るだけじゃなくて、スマホで撮影して後でゆっくり眺めると、いろいろ気になる部分が出てくるので改めて修正します。
紙面レイアウトの仕事でも、イラレやインデザイン上で作業してる時は何も思わなかったのに、プリントアウトして見たり、PDFに書き出してから眺めると、気付かなかった部分に気付いたりするので、見方を変えると言うのは大切ですね。
だいたいは最後に水、って言われるけど、底にたまった砂を撹拌するのが難しいので私は最初に水入れちゃいます。
うちの撹拌機は中速型のPM-851だけど塗料の撹拌向きで正直モルタルには力不足。購入をお考えの方にはこちら↓をお勧めします。
バサモル敷いて石を置いて、バサモルの量で高さ調節しながらだいたいOKなら石を外して、バサモルの上にノロを少し撒いて、石を戻して、水平確認しながらハンマーで軽くトントン、という流れです。
残念ながら中途で終わってしまったけど、水を撒いてバサモルが固まるようにしておきます。続きはまた来週、かな。
雨が降ると結構土やらなんやらで汚れます。雨で濡れてもモルタルは固まるそうですが、急な温度や湿度の変化を避けるためにもできるだけ雨や雨上がりの直射日光から保護しておくのが良いようです。
ノロを撒いて石を置いたけど、やっぱりちょっと低かったかなー、などと思い直して石を剥がしたら、思いの外バサモルが石の裏側にくっついてきて、ノロの威力を思い知ります。
白のモルタルで目地入れ作業です
さて、いよいよ目地入れ作業です。
昨年は初めてのことだったので絞り袋(しかもケーキ用(笑))を使ってのチマチマした作業でしたが、職人さんがやってるやり方を見ていると、どうせ石の上を綺麗に拭かなきゃいけないんなら、職人さんの一気にだーっとかけちゃうやり方の方が早いんじゃない? と思い直し、今回はそのやり方で挑戦してみます。
ということで10kgに対して2600ccを目安に混ぜます。
目地の量を予想するのが難しいんだよね。
今回は4,400ccと見積もって、4,400cc=6,750g、水の量は2600cc(10kgで)×0.675=1,742ccと計算してみました。
4,400ccは500ccの計量カップ8.8杯です。
なかなか計算通りにはいかないもんです(笑) 余った分をバケツに戻してから乱張りの目地埋めに使います。そして急いで拭き取り作業です。
モルタルの作業は乾くまでが勝負なので、動ける時間内に出来る量を想定しておくのが大切です。
乱張りは右下部分のモルタルを昨日施工したばかりでまだ乾燥しきってないので今日も中途半端に終了です(笑)
モルタル作業でも大切なのは後片づけ。施工部分だけじゃなくて周囲に飛び散ったりしてないか確認してくださいね(オレの振り見て我が振り直さず…)
今回は目地用の白いインスタントモルタル、全部で14kgほどの使用となりました。
ロールで買ってた防草シートもここで在庫切れ…お前もか…orz
というわけで今日の作業も中途半に終了です(^^;;
ようやく第3期工事も終了です。土の部分がなくなって、汚れも大分マシになる予定です。
ドロドロになった水遣り用ホースも替えなきゃな…
目地のやり方は、今回の方が圧倒的に効率的でした。去年のを真似してやってみちゃった人(いないとは思うけど)ごめんね m(_ _)m
これでモルタルさわることもないだろうし、余った材料やら道具を片づけるのがまた大変そうです。
でも、到底できそうもないと思っていたことが、やってみるとなんとかカタチになって、しんどいけど楽しい作業でした。
これから乱張りなどDIYでチャレンジしようと思ってる人に、少しでも参考(反面教師?)になれば幸いです。