平成20年(2008年)に初めて行って以来、わが家では毎年の恒例行事となった正倉院展も今年で14回目。
昨年より時間指定の予約制となり、チケットを取るのに緊張感はあるものの、当日は随分見やすくなりました。今後もこの方式で続けて欲しいものです。
9月10月となかなかハードな日々の積み重ねでお疲れの朝、なかなかパシッと起きることができず8時5分ごろようやく出発。慌てず急いでチャキチャキ走り、8:45に氷室神社駐車場に到着。この駐車場は奈良国立博物館の目の前で本当にありがたいです。
氷室神社駐車場↓
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観覧へ
今日はほぼ9時に開場ですか。昨年は10分くらい早く開けてくれていたようですが… 入館するまでにさらに10分ほどかかりました。
音声ガイド(600円)を借りて、ゆっくりと聞きながら巡ります。(今はスマホにダウンロードして聞くバージョンもあるそうです)
今回、特に好きだったのは
螺鈿紫檀阮咸(らでんしたんのげんかん) 瑪瑙坏(めのうのつき) 刀子(とうす)2点 白銅柄香炉(はくどうのえごうろ) 漆金薄絵盤(うるしきんぱくえのばん)
すべての展示品がいつもながら「宝物」の名にふさわしく、素晴らしい「技」の数々に感服するばかりでした。
「書」も全くわからないながらも、その丁寧な筆遣いに「国家事業」と呼ばれるのもさもありなん、という感じでした。今回はまだNHK「日曜美術館」を見ていないので、番組を見るのも楽しみです。
「庭園と茶室の再生」クラウドファンディング
正倉院展を見終わって外に出ると、庭園が美しい姿。
クラウドファンディング開始を記念して庭園を無料開放中とのこと。いつもは和服姿でお茶を出している人を横目に帰るところですが、無料ということでお邪魔してみることに(笑)
見る事が出来てラッキーでした。正倉院展の来館者数が2019年度には27万7千人だったのが2020年度には3万6千人と、約8分の1になっているそうです。毎回あんなに人多いのに…!?
庭園整備計画に約5,000万円の予算が必要で、うちクラウドファンディングで目標額が1,500万円。最低金額が5,000円からみたいで、私のおこずかい的にはちょっと勇気が必要な金額ですね…(^^;
正倉院展ガチャ(アクリルキーホルダー)
10:40ごろ奈良出発。11:30くらいには池田に帰れそうです。この後は逸翁美術館編へ続きます。
帰ってから気付いたのですが、音声ガイドを返却する際に、音声ガイドと共に首にかけていた単眼鏡も一緒に返却箱へ入れてしまったようです。電話で問い合わせたら、無事保管されていたようで、着払いで送っていただくことになりました。反省。