DIYでおしゃれ!?なコンクリートブロック花壇造りに挑戦[その1]-やってみなけりゃ始まらない-

DIYでおしゃれ!?なコンクリートブロック花壇造りに挑戦[その1]-やってみなけりゃ始まらない-

2021年6月12日

コンクリートブロック(CB)を並べただけの花壇をリセットして、もう少しおしゃれ!?で見栄えの良いコンクリートブロック花壇を造ることに挑戦してみました。

本当はレンガ花壇がいいんだけど、いつの間にか増えてしまった大量のCBを廃棄するのもお金がかかるので再利用する方向で考えました。

モルタルを練るなんてもちろん初めて。いろいろ材料や道具も必要でお金もかかりそうだけど、労働力だけはゼロ円なのがDIYの最大の利点かも!?

WEBであれこれ情報は得たものの、見るのとやるのとでは大違い。いろいろと難しかったですが、初めての人に何か参考になれば幸いです。

初めてのモルタル作業、まずはCB2×3の小さな壁つくりからスタート

まずはアルミ棚用の足場を作りました。

CB2個×3段を2箇所なので初心者向き?です。

随分前にコーナンで購入してそのままになっていた白いインスタントモルタルを使ってみます。

「水を加えるだけでOK!」のキャッチが心強いです(笑)

白いインスタントセメントの袋の写真
インスタントセメント《ホワイト》の表示。4kgなので初めてやってみるには失敗してもいいかもという感じ
1つめ基礎の写真
まずは必要サイズ+αで穴を掘って板で囲みます。

半分サイズのコンクリートブロックは、砂利を尽き固めるために使います。

ここでは古くなった化粧砂利を利用していますが、本当は砕石(バラス)の方が適しています。

2つの基礎の写真
2箇所作ります
  • まずは必要サイズ+αに穴を掘ります。
  • 板で囲みます。
  • 砂利(砕石)を数センチ厚ひきます。
  • 半分サイズのブロックでダンダンと砂利を叩いて固めます。タンパーっていう道具があると良いのですが、我が家の庭つくり程度ではもったいないかも。(※1年後に結局タンパーを購入します
  • モルタルをバケツに入れて水を少しずつ加えながらスコップ(関東ではシャベル)で混ぜ(練り)ます。
  • 耳たぶくらいの粘度になったらいいらしいです(そんなもんわかるかー、とこの時は思っていたのですが、インスタントセメントの説明に書いてある量を守れば大丈夫なのでした)
基礎1に白いモルタルを流し込んでみた写真
枠の中に白いモルタルを流し込んでみました。隣で水を使ったら隙間から土が流れ込んで汚れちゃった

ぷくぷくしてたり鏝(コテ)の跡がついていたりでなかなか平らにするのが難しいですね。

土で汚れちゃったけど基礎だからまあいっかーって感じ。

基礎2にモルタルを流し込んだ写真
こちらは普通の灰色のインスタントモルタル(20kg/袋)でやってみました(白の方が高い)。やっぱり平らにするのが難しい〜
大活躍のバケツでした。しっかりしていて使いやすいです。少しずつしか出来ないDIYにはちょうどいいサイズ感かも。
こちらはどれもミニサイズで今回はあまり使うことなくコーナンでもう少し大きなコテを買いましたが、後日、目地埋めやらボンド貼りやら細かい作業で役に立ってくれました。上段右のが小さい利点があって意外に使えます。

下記のプラ舟と左官鍬も準備しましたが、結局ほとんど使わずでした。ご参考まで。

量を多く作る時は必要になります。

砂一袋18kg+セメント6kgでいっぱいの感じです。とても丈夫です。
プラ舟で混ぜる時は必須です。

CBを積んでみます

翌日には固まっていて一安心。次の週末、CB積みに挑戦です。
やっぱりバケツでモルタルを練るのが一苦労。攪拌機が欲しいところだけど、もったいないもんなー。

※攪拌機も結局1年後には購入することになりました…

CBを積んだところ
積んではみたけれど、ちょっと水多すぎたかな?

モルタルが柔らか過ぎたのか、沢山使った割にはぺしゃっとなってしまう感じで頼りない…
で、ちゃんと乾かない内に上を積んでしまったので余計にぺしゃっと…
難しいね〜

モルタルを追加して左右の高さを揃えようとしている写真
左右で高さが揃わないのでモルタルを追加して調整します(笑)。クランプ買っておいて良かった(^^;;
笠木として薄いレンガを置いてみるテスト
てっぺん(笠木)は薄いレンガで仕上げようと思うが長さがあわないんです

忘れてはいけないのが後片づけです。

余ってしまったモルタルを水に流したりは出来ないので(排水管が詰まります!!!)、箱などに入れて固めて小さなブロックを作るなりして不燃ゴミで処分できるようにするか、CBの穴に埋めてしまったりして使い切るかしないといけません。

また、モルタルを練ったバケツなども綺麗に洗っておかないと、モルタルが固まってしまい使えなくなってしまいます。

洗った排水も問題ない場所に流すようにしないといけないので、その辺は予め考えておいた方がいいです。

ディスク・グラインダーを使ってレンガをカットする

さて、ここで秘密兵器の登場です(笑)。

思い切って購入しておいたディスク・グラインダーでレンガをカットしてみます。

はっきり言って、めちゃくちゃ怖いです…

ディスク・グラインダー等の写真
ディスク・グラインダー、作業用メガネ、作業用手袋
ダイヤモンドカッターの写真
リリーフ(RELIFE) 5枚組ダイヤモンドカッター セグメントタイプ 29420

以下、各ツールをご紹介します。

AC用 100mm 低速高トルク・ブレーキ付 最大出力880W。ディスク・グラインダーは低速と高速があって、CBやレンガを切断するには低速を使います。高速は金属の切断などに使うそうです。GA4033はブレーキ付きなので、スイッチOFFですぐに止まってくれるのが便利
どれを選んだらいいのかわかりませんでしたが、実際に使用してみて全く問題なしでした。減りもそれなりで、花壇作り全て終わってもまだ1枚目です。
メガネの上からかけられるタイプ。切断時の破片で失明する場合もあるとのこと。またモルタルを練る場合も、モルタルは強アルカリ性なので目に入ると危険との事です。作業には必須アイテムです。
ディスク・グラインダに対してどのくらい安全かは不明ですが、軍手などは巻き込まれる可能性がありますので、使用するなら必ずこのようなタイプにするということです。
サンダー水切りくんを取り付けた写真
画期的商品「サンダー水切りくん」を取り付けました。

ディスク・グラインダーでCBやレンガを切断すると、ものすごい粉塵が発生します。

そのために集塵機を取り付けたりするようなのですが、なかなかの出費になるため迷っていたところ、これを見つけました。

〈メーカーサイトより〉ディスクグラインダーの粉塵を無くしませんか? サンダー・水切りくんは、コンクリートブロック、レンガ、タイル等の加工、切断工具です。マキタ、日立、リョービの集塵機と比べてみて下さい

ディスク・グラインダーに取り付けたタンクに水を入れる事で、ディスク面に接しているスポンジから水がわずかずつ流れて粉塵を抑える(水に溶けて流れ落ちる)というものです。これで6,390円。集塵機を買う事を思えばめっちゃ助かりました。

どうやったら買えるのかよくわからなかったのですが、メールをしたらヤフオクで入札する形で対応いただけました。

手作りのようなので常時在庫とはいかないようです(作るハナから売れてゆく?)。ご参考まで。

レンガを3cmほどカッタした様子
怖々やってみました…

ディスクの回転する迫力と音がすごい。マンションの庭でやるような作業ではないです。クレーム来ないかびくびくもの(笑)

「サンダー水切りくん」の効果は確実に感じるものの、写真の通り前後には結構粉塵が飛び散りますので、ある程度養生してから作業するのが吉かも。自分自身も下半身デロデロになります…

とはいえ「サンダー水切りくん」が無かったら、周囲も自分も粉塵だらけになっていたことと思います。

切断したレンガをブロックの上に置いたところ
初めてなのでちょっと段差が出来てしまいました(もう一度ちゅっと削ってやれば取れます)
使用後のサンダーの様子
ちょっと使っただけでもドロドロになってます。バラして水洗いしました
笠木をくっつけて、仕切りのレンガも作りました
雑然とした工事現場の写真
とりあえずアルミ棚用台の基本は出来上がり。全部出来たら塗装する予定

なんとかかんとかカタチにはなりました。これにアルミ製のフラワーボードを載せてクレマチスを置く予定です。風通し良さそうでしょ?

凄まじく散らかっている工事現場に管理人の人間性が現れるようです…(とほほ)

モルタル練ってるところとか、必死すぎて写真撮るとかそれどころじゃねー!! って感じで全然無理でした。(^^;;;

900、1200、1500の3種類あります。20年くらい昔からこれを愛用。まだ売ってて嬉しいです。

次はいよいよおしゃれ!?なコンクリートブロック花壇本体に挑戦です。([その2]へ続きます)

DIYでおしゃれ!?なコンクリートブロック花壇造りに挑戦[その2]-ただひたすらにモルタル混ぜ混ぜ-
さて、次はブロック花壇本体の制作に取り掛かります。 暑い毎日なので、できるだけ涼しい午前中とか、庭に直接陽が入らない午後3時以降とかに作業します。 6/12〜2…
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